oss-db silver試験に興味がある人「oss-db sivler試験の勉強方法や最短で合格する方法を知りたい」
本記事の内容
- oss-db silberの概要
- 実際に合格した勉強方法
- 受けてみた感想
はじめに
最近、仕事でAWS系のクラウドサービスを使用していた関係で
oss-db系の試験を受験してみました。
この試験に合格することでpostgresqlのスキル証明になります。
先日試験に合格したため、今回は試験の勉強方法を紹介します。
oss-db siver試験の概要
■試験概要
学習期間:3か月~半年
受験費用:16,500円(税込)
※後述するping-tで1,000円ほどの割引チケットあり
試験時間:85分+アンケート5分
試験方式:CBT(全国各地のテストセンター)
※自宅からも試験可能ですが準備が面倒(カメラの用意、受験部屋の撮影など)
テストセンターでのCBT試験がおすすめ
試験内容:詳細
①一般知識(16%)
②運用管理(52%)
③開発/SQL(32%)
合格ライン:64/100点
試験方式:自分が受験した時は選択式
有意性の期限:認定日から5年(同一資格や上位資格を取得することで維持可能、ただし認定が無効になることはない)
実際に合格した勉強方法
■前提知識
・業務でSQLクエリを実行する程度(SELECT・JOINなど)
・運用管理の経験や知識はほぼなし(統計情報の取得やVACUUM、pd_dump/copyは少し知っているくらい)
■使用教材
①ping-T
②OSS教科書 OSS-DB Silver Ver.3.0対応(通称:緑本)
※緑本の章末問題と模擬試験、OSS-DB公式ページ問題は未実施
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■勉強方法
①緑本を1回通しで読んで全体像を把握する
②ping-Tで全問ヒットになるまで繰り返す
③ping-T模擬試験で9割安定して取れるまで繰り返す
■ping-Tの料金
1か月:2,640円、2か月:3,300円、3か月:3,960円、6か月:4,950円、1年:6,930円
試験に自信がある人なら1~2か月分の購入でよいかと思いますが、不安な人は6か月以上がおすすめ
■勉強方法の注意点
・緑本の章末問題と模擬試験、OSS-DB公式ページ問題は未実施
・ping-Tで全問ヒットを目指す際に特に気になる問題はお気に入り登録
(ping-Tの学習はスマホでも可能なので助かりました)
・ping-Tで不明点があった場合は緑本で適宜確認
・ping-Tの模擬試験ではなるべく答え以外の選択肢についても選択しなかった理由も答えられるようにする
・試験の直前にはお気に入り登録の問題(間違えやすい、理解不足など)を解き直す
・適宜チートシート作成(回答の解説や図表を印刷)して復習
■勉強時間
・60時間
毎日少しずつ勉強していたので、短期集中型の人はより勉強時間を短縮できるかもしれません。
試験を受けた感想
■試験予約の流れ
①受験用アカウント作成
②試験の予約(ping-tの割引チケット利用)
※東京のテストセンターで受験しましたが自分の場合は土日の数日前でも予約できました
③テストセンターにて受験
※自分が受検したテストセンターではブースで区切られた机で人それぞれいろんな試験を受けていました
⓸結果発表(試験後すぐに結果がわかります)
■試験結果
一般知識 100%、運用管理 65%、開発/SQL 81%
■感想
全体で割で合格。試験の難易度としては、ping-tと同程度なので、ping-tを完璧にすれば合格可能かと思います。
試験で選択肢を選ぶ問題は〜つ選べのように数が指定されているのでそこは助かりました。
自分の場合、運用管理系はほとんど業務で使用したことがないのでもう少し重点的に学習しておくべきでした。
この試験に合格することでpostgresqlの基本的な知識を網羅できるかと思います。
ただし、合格したからといってSQLの複雑なクエリが書けるようになるわけではなく
どちらかというと運用管理系の知識が身につくので注意。
AWS系のサービスを使用する業務でのアピールにもなるかとも思いますので
興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか。