荻窪にある大田黒公園に興味がある人「都内の自然がある場所でゆっくりしたい。。大田黒公園に興味があるけど実際に訪れた人の体験談や見どころ、注意点などを聞いてみたい。。」
本記事の内容
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大田黒公園ってどんな場所?基本情報とアクセス方法
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実際に訪れて感じた大田黒公園の見どころ5選
2-1. 圧巻の銀杏並木は秋のフォトスポット
2-2. 洋館×和風庭園の異空間「旧大田黒家住宅」
2-3. 手入れの行き届いた芝生と錦鯉が泳ぐ池
2-4. 鯉のエサが買える!? 運が良ければ出会えるスポット
2-5. 蛇に出会えるかも?自然の息吹を感じる園内 -
紅葉の見頃とライトアップ情報【最新2025年版】
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注意点:蚊の多い時期と入園時間に要注意
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周辺の観光地も一緒に楽しもう
5-1. 荻外荘公園|歴史を感じる荻窪の隠れ名所
5-2. 角川庭園|静かで落ち着いた文学的庭園 -
大田黒公園のSNS・公式HPで最新情報をチェックしよう
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まとめ|四季の移ろいと癒しを感じる荻窪の隠れ庭園
大田黒公園(おおたぐろこうえん)ってどんな場所?基本情報とアクセス方法
東京・荻窪の住宅街にひっそりと佇む「大田黒公園」は、
日常の喧騒から離れて心を落ち着けたい人にぴったりの癒しスポットです。
※読み方は「おおたぐろこうえん」だそうです。
新宿から電車で約15分、荻窪駅南口から徒歩10分ほどとアクセスも良く、
都内にいながら自然と文化に触れられる貴重な場所として知られています。
この庭園は、音楽評論家・大田黒元雄氏の旧邸宅を基に整備された回遊式庭園で、
1981年に開園しました。園内には洋館と日本庭園が美しく共存しています。
入園は無料で、開園時間は朝9時から夕方5時まで(最終入園は16時30分)。
春夏秋冬それぞれに異なる表情を見せてくれるのも、この庭園の大きな魅力です。
実際に訪れて感じた大田黒公園の見どころ5選
私が訪れたのは7月上旬、木陰が心地よい晴れた日でした。
真夏を前に緑が深まり、池の水音が涼を演出してくれる、
なんとも贅沢な時間を過ごせました。
ここでは、どの季節でも楽しめる大田黒公園の魅力を5つの視点でご紹介します。
2-1. 圧巻の銀杏並木は秋だけじゃない
園の入口からまっすぐに続く銀杏並木は、大田黒公園の象徴的な風景のひとつ。
秋には黄金色に輝き、見頃を迎えると夜間ライトアップも
実施されるほどの人気スポットです。
しかし、私が訪れた7月でも、緑豊かな銀杏の葉が木漏れ日をつくり、
涼しい木陰が続いていました。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、
そして冬の枝ぶりまでも、四季を通じてこの並木は
さまざまな表情を見せてくれます。
2-2. 洋館と和風庭園が織りなす非日常の空間
銀杏並木を抜けた先に現れる洋館は、音楽評論家の大田黒元雄氏の仕事部屋。
モダンな建物が、周囲の緑と調和するように佇んでいます。
自分が訪れた時は館内に入ることができました。
洋館の前には整えられた芝生が広がり、
春には草花、夏には青々とした芝、秋には落ち葉、冬には静けさと、
どの季節もフォトジェニックな光景が広がっています。
2-3. 芝生と錦鯉が泳ぐ池で静かに癒される
洋館の裏には、池とその周囲に広がる和風庭園があります。
池には新潟県小千谷市より寄贈された色とりどりの錦鯉が泳ぎ、
ゆっくりとした時間の流れを感じさせてくれます。
特に印象的だったのは、芝生の緑と水面に映る青空のコントラスト。
7月でも湿度を忘れさせてくれるような涼やかさがあり、
ベンチに座ってただ眺めているだけでも心がほどけていくようでした。
園内にはちょっとした休憩所や複数のベンチが用意されています。
2-4. 運が良ければ買える「鯉のエサ」と癒しのひととき
錦鯉用の餌が100円で販売されていることがあります。
カップルや親子に人気のアイテムです。
私が訪れたときは残念ながら売り切れていましたが、
子供が錦鯉にエサを与えて楽しんでいるようでした。
定期的に置かれているようなので、来園時にはぜひチェックしてみてください。
2-5. ヘビに出会える!? 自然のリアルな息吹を感じる
意外な発見だったのが、園内に自然の中で生きるヘビがいること。
もちろん毒蛇ではなく無害な種類ですが、
都会ではなかなか見られない生き物との出会いは、
ちょっとした冒険気分を味わえます。
残念ながら自分はお目にかかれませんでした。。
園内では野鳥も見られるとのこと
紅葉の見頃とライトアップ情報【最新2025年版】
大田黒公園がもっとも賑わう時期のひとつが、
11月中旬〜12月上旬の紅葉シーズン。
中でも銀杏並木の黄葉は圧巻で、黄金のトンネルの中を歩くような体験ができます。
この時期には例年、夜間ライトアップ(点灯時間:17:00~20:00頃)が実施され、
公園内が幻想的な雰囲気に包まれます。洋館と紅葉がライトで浮かび上がる風景は、
日中とはまったく違った趣があり、カメラ好きやカップルに人気です。
ライトアップ情報は毎年少しずつ変わるため、事前に荻窪区の公式ページや
下記の公式Instagramなどで最新情報をチェックするのがおすすめです。
📍 杉並区公式HP(大田黒公園ページ)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kouen/1050101.html
📸 Instagramタグ「#大田黒公園」
https://www.instagram.com/otaguro.park/
注意点:蚊の多い時期と入園時間に要注意
癒しの空間とはいえ、訪れる際に知っておきたい注意点もあります。
まず、夏季は蚊が非常に多く発生します。
池や草むらが多いため、長時間滞在すると刺されやすい環境です。
訪問前には虫除けスプレーを用意しておくと安心です。
また、最終入園は16:30とやや早めなので、
特に午後からの訪問を考えている方は注意が必要です。
園内は広すぎず適度なサイズ感ですが、
じっくり見て回るなら30分〜1時間は確保しておきたいところ。
閉園時間が早いため、冬場は日没も早く暗くなりがちなので、
明るいうちの訪問をおすすめします。
周辺の観光地も一緒に楽しもう
せっかく荻窪まで足を運んだなら、
周辺のスポットもあわせて巡ってみるのがおすすめです。
徒歩圏内には、自然や文化に触れられる穴場スポットが点在しています。
特に大田黒公園を含めて荻窪三庭園と紹介されているスポットが
周囲に徒歩で行ける距離にあります。
5-1. 荻外荘公園(てきがいそうこうえん)
大田黒公園から徒歩約5分の場所にある荻外荘公園は、
かつて近衛文麿(かつての内閣総理大臣)が
居住していた歴史ある邸宅跡地に整備された静かな公園です。
公園自体はほとんどが整備された芝生であり、何本かの巨木があります。
公園の横に位置する、荻外荘は約10年にわたる復元が完了し、
観光する場合は、どちらかというと「荻外荘」がメインとなるでしょう。
現在一般観覧が可能で、館内にはちょっとしたカフェもあります。
※こちらも営業時間が短いので注意
5-2. 角川庭園(角川庭園・幻戯山房)
大田黒公園から徒歩5分ほどにある角川庭園は、
角川書店の創業者・角川源義氏の邸宅跡を整備した庭園です。
敷地内には数寄屋造りの和風建築と、文学資料を展示した施設「幻戯山房」があります。
庭園といってもかなり規模が小さく、
こちらもメインは邸宅である「幻戯山房」の見学になるかと思います。
大田黒公園のSNS・公式HPで最新情報をチェックしよう
訪問前には、以下の公式情報で開園時間やイベント情報をチェックしておくと安心です。
紅葉ライトアップの詳細やなども、SNS上で投稿されることがあります。
📍 杉並区公式HP(大田黒公園ページ)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kouen/1050101.html
📸 Instagramタグ「#大田黒公園」
https://www.instagram.com/otaguro.park/
まとめ|四季の移ろいと癒しを感じる荻窪の隠れ庭園
大田黒公園は、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の静けさと、
一年を通して訪れる価値のある場所です。
私が7月に訪れた際は、真夏の始まりにもかかわらず、緑が美しく、
木陰や池の水音が涼を感じさせてくれる癒しの空間でした。
洋館や整備された芝生、錦鯉の泳ぐ池といった見どころだけでなく、
運が良ければ買える「鯉のエサ」や、自然の中に生きる蛇との出会いまで、
日常から少しだけ離れて、心をリセットできる場所としておすすめしたいスポットです。
荻窪という都心から少し離れた場所にあるからこそ、人の流れもほどよく、
ゆっくりと自然と対話できる時間が流れています。
ぜひ、次の休日には荻窪を訪れ、大田黒公園とその周辺で
“癒しの庭園さんぽ”を楽しんでみてはいかがでしょうか。