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旅行・散策

【当日スケジュール完全公開】新宿から日帰りで日光観光してわかった注意点と感想まとめ

本記事の内容

  • はじめに:新宿から日光へ日帰りで行こうと思った理由
  • 当日のスケジュール
  • 注意点
  • 次回訪れたい観光地
  • 感想
  • おわりに

はじめに:新宿から日光へ日帰りで行こうと思った理由

自分が新宿から日光へ日帰りで向かおうと思ったのは、これまで1度も日光を観光したことがなかったので「いつかは日光を観光してみたい」と以前から思っていたのが理由でした。11月後半ということで、時期的には紅葉の見頃を過ぎた時期ではありましたが、3連休の1日目で比較的混む日ということで“どれだけ動けるのか”を確かめたい気持ちもありました。

さらに、都心から直通の特急が出ている点も魅力でした。新宿から約2時間で東武日光駅まで行くことができ、世界遺産・日光東照宮や、壮大な華厳滝に足を運べることを考えると、日帰り旅の候補としてはかなり理想的(ただし、後述しますが日光をじっくり観光したい人には現地で宿泊するのがおすすめ)です。秋の終わりの澄んだ空気の中で、美しい自然と文化に触れたいという思いもあり、今回の計画を立てました。

ここでは、実際に動いたスケジュールをできる限りリアルに紹介していきます。時間ごとの動き方、移動の混雑具合、実際に感じたことをまとめることで、これから日光を訪れる人の参考になるはずです。

当日のスケジュールまとめ(11月後半の3連休の土曜日)

 

 07:31 JR新宿駅発(※繫忙期のみに増便している特急に乗車)
  ↓JR特急日光21号 約2時間
 09:27 東武日光駅着
  ↓徒歩すぐ
 09:45 東武日光駅(バス停)
  ↓バス約40分
 10:30 中禅寺温泉(バス停)
  ↓徒歩約5分
 10:35 華厳滝で観光
  ↓徒歩約5分
 12:00 中禅寺温泉(バス停)
  ↓バス約30分
 12:30 西参道入口(バス停)
  ↓徒歩約10分
 12:40 輪王寺で観光
  ↓徒歩約5分
 13:10 日光東照宮のチケット購入列に並ぶ
  ↓列待ち約30分
 13:40-14:40 日光東照宮で観光
  ↓徒歩約5分
 14:40-15:00 日光二荒山神社で観光
  ↓徒歩約20分
 15:20-15:30 神橋で写真撮影
  ↓徒歩約20分
 15:50 東武日光駅周辺の散策(お土産屋や飲食店など)
  ↓
 16:39 東武日光駅発
  ↓東武日光スペーシア日光4号 約2時間
 18:35 JR新宿駅着


当日のスケジュール(午前)

ここでは、3連休の土曜日に自分が辿った行程を朝から順に紹介します。特急の乗車、駅到着後の混雑、バスの乗り換えなど「現地で本当にどうだったか」を正直に書いていきます。


07:31|JR新宿駅発 → 特急日光21号で出発(※7時台の特急は繁忙期のみ運行→最新の情報をご確認ください)

朝7時過ぎ頃前に新宿駅へ到着しました。新宿から東武日光まで直通で向かう特急は数が限られていて、満席になることも珍しくありません。自分は事前に新宿駅の特急券券売機で購入していたので、当日の焦りがなく非常に助かりました。ネットからだとえきねっとで購入可能ですが、えきねっとは会員登録が必要で、登録していないと購入の手間が増える点には注意が必要です。

乗車した特急日光21号にはトイレが備わっていたものの、電源コンセントはなく、長時間の移動ではスマホの充電管理が気になりました。車内の座席は広めで落ち着いており、朝の静けさの中でゆっくり移動できたことが印象的でした。景色が徐々に田園風景や山々に変わっていく様子を眺めながら、日光に近づく実感が高まりました。


09:27|東武日光駅着 → バス乗り場の混雑に驚く

東武日光駅に到着すると、すぐに感じたのは観光客の多さでした。改札口には特急列車から降りた人で列ができ、特にバス乗り場は混雑が顕著でした。華厳滝方面の中禅寺温泉行きのバスは観光客に人気なので、乗り切れずに次の便を待つ人も出ていました。事前にバスの時間や乗り場を調べておいた上で、駅到着後は早めにバス乗り場に向かった方がいいでしょう。

自分が乗る予定だった09:45発のバスも満員に近く、ギリギリで乗車できましたが、立っている人も多い状態でした。日光はバス移動が中心になるため、バスで座れないことはある程度想定しておいたほうがいいかと思います。特急到着後のバスで混雑していたこともあるかもしれませんが、東武日光駅から日光東照宮へ向かう道の途中にあるバス停でも、バスが満員で乗り切れずに次の時間まで待つ人がいました。

それでもバスに乗ると、外の景色は美しく、街から山へと徐々に移り変わっていく様子が旅の気分をさらに高めてくれました。特にバスで通過するいろは坂の周辺の景色は綺麗でしたが、カーブが多いため吊革に掴まるのが少し大変でした。


10:30|中禅寺温泉(バス停) → 華厳滝へ向かう

中禅寺温泉に到着すると、空気が一気に冷たくなり、山のエリアに来たことがはっきりわかりました。バス停から華厳滝までは徒歩5分ほど。11月後半の澄んだ空気が心地よく、バス停降車後にすぐ見える男体山(なんたいさん)が綺麗でした。

華厳滝ではエレベーターを利用して観瀑台へ向かいます。エレベーター自体はそこまで混み合ってなく、数分待つ程度で乗車できました。目の前に現れた滝の迫力は想像以上で、水量の多さと高さが作り出す景観に息を呑みました。「日光に来てよかった」と心から思えた瞬間でした。

観瀑台は混雑していたものの動けないほどではなく、自分のペースで鑑賞できました。高さは97m、滝つぼの深さは4.5m、落水量は毎秒0.5トンとのことです。ちなみに、日本三名瀑(日本を代表する3つの滝の総称)のそれぞれの高さは、以下のようです。

・那智の滝(なちのたき/和歌山県):約133メートル
・袋田の滝(ふくろだのたき/茨城県):約120メートル
・華厳滝(けごんのたき/栃木県・日光):約97メートル


12:00|中禅寺温泉発 → 西参道入口へ

華厳滝を堪能したあとは、再びバスで日光東照宮方面へ移動しました。ここでもバスの本数が限られているため、事前に乗る便を確認しておく必要がありました。特に連休はバス利用者が増えるため、少しの遅れが次のスケジュール全体に響く印象です。個人的にはここで30分ほどバスの待ち時間で無駄にしてしまったので、反省しています。

12:00発のバスに乗り、西参道入口へ向かいました。山道を進むバスはカーブが多いものの、けやき坂を下りていきます。車窓から見える景色が美しく、緊張と爽快感が入り混じった移動時間になりました。

当日のスケジュール(午後)

ここからは、日光観光の午後の行程を紹介します。東照宮や二荒山神社があるエリアは観光客が集中しやすく、どの時間帯に向かうかで混雑の印象が変わります。自分が実際に感じた動線や人の流れも交えてまとめていきます。


12:30|西参道入口 → 12:40 輪王寺へ

西参道入口から輪王寺までは徒歩10分ほどです。輪王寺は巨大な寺院で、線香の香りが漂っており、山の空気に包まれた独特の穏やかさがあります。

自分は日帰りで時間が限られていたため、輪王寺の滞在時間はそこまで確保しておらず(有料の拝観もしなかったです)、お参りだけさせて頂いて、その他は主に建物の外観や雰囲気を味わいました。


13:10|日光東照宮のチケット購入へ → 約30分待ち

輪王寺から歩くと、すぐに東照宮の入口が見えてきます。ただ、この日のチケット売り場は予想以上に混雑していて、入口前には長い列が伸びていました。自分は13:10に列に並び始め、チケットを購入できたのは約30分後でした。

電子チケットを事前に購入しておけば、ここでの待ち時間を大幅に短縮できたため、次回は必ず利用したいと感じました。特に3連休のような繁忙期は、現地購入だと行列は避けられません。11月後半の寒い時期だったので、待ち時間は寒さを感じました。


13:40〜14:40|日光東照宮を観光

東照宮に入ると、華やかな建築や装飾の細かさが圧巻で、目を引く場所が多くありました。教科書やTVでよく見る光景が広がっていました。

参道には「見ざる・言わざる・聞かざる」で有名な三猿や、眠り猫などの象徴的な建物があり、参拝客が集まって写真を撮っていました。建築物の鮮やかな色彩や彫刻の緻密さに触れると、歴史的な価値の高さを肌で感じられます。

ただし、徳川家康のお墓は境内で一番高いところにあり、ここに上がるまでには坂下門から200段ほどの階段を上らなければいけません。 ある程度体力が必要で成人男性でも筋肉痛になるレベルでした。。。人の流れも多いので、写真を撮る際は少し待つ場面もありました。

※日光東照宮では写真の掲載が禁止のため写真は載せていません。

 

 


14:40〜15:00|日光二荒山神社を訪れる

東照宮を出て少し歩くと、二荒山神社に辿り着きます。こちらは東照宮よりも落ち着いた雰囲気で、参拝客の人数も適度でした。境内に広がる木々の香りや、静かに流れる空気がとても心地よく、少しの時間でも気持ちが整いました。

社殿の佇まいは重厚で、自然に囲まれた空間ならではの清々しさを感じられたのが印象的です。短時間の滞在でしたが、神社が好きな自分にとっては、訪れて良かったと思えるスポットでした。


15:00〜15:40|徒歩で東武日光駅方面へ戻る(途中、神橋で写真撮影)

二荒山神社を後にし、徒歩で東武日光駅へ向かいました。山道を下っていくルートは紅葉の名残があり、景色が変わっていく様子を楽しめました。途中、観光名所のひとつである神橋で写真を撮りました。駅周辺に近づくにつれ、飲食店やお土産屋が増えてきて、観光地ならではの賑わいを感じます。

途中の通りには、食べ歩きできるお店やあたたかい飲み物を提供するカフェもあり、時間があれば立ち寄りたくなる場所が多く見つかりました。

 


15:50|東武日光駅周辺を散策

駅周辺ではお土産屋を中心に見て回りました。日光ならではの羊羹や湯波を扱う店が多く、観光客が商品を熱心に選んでいました。

少し歩くだけでも地域の食文化が伝わってきて、帰りの電車までの待ち時間を有意義に過ごせました。飲食店も多く、夕方前であれば比較的入りやすい印象です。


16:39|東武日光駅発 → スペーシア日光4号で新宿へ

帰りはスペーシア日光4号に乗車しました。車内は座席のゆとりがありましたが、テーブルの収納方法が独特で、慣れていないと扱いづらい部分もありました。乗車してしばらくしてから操作方法に気づき、次回はスムーズに扱えそうです。

スペーシアも電源コンセントがないため、スマホの残量は要注意です。景色を眺めながら2時間ほどで新宿に到着し、充実した1日の旅が終わりました。

 


注意点

ここでは、実際に自分が感じた「日光日帰り旅の注意点」を整理しました。これから訪れる人がトラブルなく過ごせるよう、事前に知っておくべきポイントをまとめています。

① JR新宿駅から日光行き特急ホームの行き方に注意

自分が新宿駅から日光行きの特急に乗る際に感じたのは、ホームまでの移動が想像以上に分かりづらいという点です。自分が乗った際は、JR新宿駅の5・6番線から発車しました。自分は少し早めに家を出ていたので電車に間に合いましたが、ぎりぎりに着くようにいっていれば、おそらく場所に迷って間に合っていなかったです。

5・6番線の場合は新南改札からが最も近く、既に新宿駅の改札内にいる場合は、新南口改札を目指すとよいでしょう。

・参考記事:新宿駅の特急日光(スペーシア日光)乗り場は何番線ホーム?


② 特急の本数が少ないため事前予約が必須

新宿発の特急日光号は本数が非常に限られています。自分は前日に新宿駅の特急券窓口でチケットを購入しましたが、既に予定が決まっている人は、えきねっとで事前予約しておくと安心です。特に3連休は突然の当日購入だと乗れない可能性もあるため、早めの手配が必要です。

自分が乗車した時は繁忙期だったため、1日往復2本の直通特急がありましたが、通常は1日1本だそうです。最新の情報をご確認ください。


③ Suicaで誤って改札を出ると料金が加算される可能性があるため注意(特に紙の発券チケットの場合)

自分が新宿駅で特急に乗る際に特に注意が必要だと感じたのが、Suicaで誤って改札を出てしまうケースです。特急券や指定席券を別で紙のチケットとして購入している場合でも、ICカードで改札を出ると運賃が新たに計算され、料金が加算される可能性があります。

特に自分の場合は、JR乗り換えで新宿駅を利用していたので、東武日光駅から改札を出る際は係員に対応してもらって、改札を抜けました。不安な場合は、改札内の駅員に確認してから移動すると安心です。
※同様に混乱している人が国内外問わずいるようでした。


④ 東武日光駅のバス乗り場は混雑が激しい

日光は観光ルートの多くがバス移動に依存しています。華厳滝や中禅寺湖方面へ向かうバスは人気が高く、連休中は乗れないケースもありました。時間に余裕を持った行動が必要です。


⑤ バス停によってはバスの本数が少ないので注意

自分が日光を日帰りで観光して感じた注意点の一つが、バス停によっては本数がかなり少ないことです。特に華厳の滝や中禅寺温泉周辺から東照宮方面へ戻るバスは、時間帯によっては1時間に1〜2本程度しかありませんでした。

1本逃すと待ち時間が長くなり、全体のスケジュールに大きく影響します。自分は現地で時刻表を確認しながら行動しましたが、事前に公式サイトで確認しておくと安心だと感じました。

※ちなみに自分は利用しませんでしたが、観光客向けのバスのフリーパスも販売されているようです。


⑥ 東照宮のチケット購入は並びやすい

現地で購入すると30分以上並ぶ可能性があります。電子チケットを事前購入しておけば、かなり時間を節約できます。また、拝観時間も時期によって異なるので最新の情報を事前にチェックしておくと安心です。

・kkday(日光東照宮 拝観券 チケット予約)

 

次回の観光の際に訪れたい場所

個人的には興味のあった日光東照宮とけやき坂、華厳の滝、日光二荒山神社は観光することができたので、その点は満足しています。ただ、いってみると意外と知らないスポットがあったり、次回の観光の際に訪れたい場所(日帰りだと全部は難しそう)がいくつかあったので、以下に記載します。

・男体山(ロープウェイはないため登山)
・竜頭ノ滝(男体山の噴火によってできた溶岩の上を流れる滝)
・日光周辺の温泉(鬼怒川温泉など)
・明知平ロープウェイ(中禅寺湖、華厳の滝、男体山のパノラマ)
・戦場ヶ原(奥日光に広がる日本有数の湿原)
・日本三名瀑(日本を代表する3つの滝の総称)
 ※日光にはないですが他の2つも行ってみたいです。
  那智の滝(なちのたき/和歌山県):約133メートル
  袋田の滝(ふくろだのたき/茨城県):約120メートル
  華厳滝(けごんのたき/栃木県・日光):約97メートル

感想

今回、新宿から日光へ日帰り旅をしてみて一番強く感じたのは、「行く場所さえ絞っていれば日光は日帰りでも行ける」ということでした。正直なところ、これまでは“日光=1泊が基本”というイメージを持っていたので、日帰りだと慌ただしいのではないか、見どころが多すぎて中途半端になってしまうのではないかと不安もありました。しかし、実際に行ってみると、行きたいところを絞りさえすれば、主要な観光スポットをしっかり楽しむことができ、テキパキと見て回れるののである意味心地良かったです。

特に印象に残っているのは、日光東照宮の荘厳さと、華厳の滝のダイナミックな自然の対比です。人工物と自然の美しさが混在するのが日光の最大の魅力であり、その“ギャップ”が旅をより印象深いものにしてくれました。東照宮では建築の細部をじっくり見ているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいますし、神聖な空気に包まれながら境内を歩いているだけでも気持ちが落ち着きます。一方で、華厳の滝では体の奥に響くような轟音と圧巻の水流を前にして、自然のスケールの大きさを実感しました。わずか数時間の間にここまで異なる体験ができるのは、日光ならではだと改めて感じました。

ただ、日帰りだからこそ感じた“反省点”もあります。やはり移動時間と観光時間のバランスは限られるため、「もう少しゆっくりしたかった(温泉に入りたかった)」と思う場面や「バスの時刻表を把握できておらず無駄な待ち時間」が発生した場面もありました。自然エリアをじっくり楽しみたいなら、1泊を検討してもいいかもしれません。

とはいえ、今回の旅全体を振り返ると、「行ってよかった」という気持ちが圧倒的に勝っています。思い立ってすぐ行ける距離なのに、しっかり旅した満足感があるのは、日光が持つポテンシャルの高さだと実感しました。新宿から電車でサッと行けるのに、自然も文化も両方味わえて、リフレッシュ効果も抜群。何より、都会を離れて深呼吸できる時間が持てたことで、心も体も軽くなりました。

今回の日帰り旅を通じて、「忙しい人ほど、短い旅を上手に挟むべきだ」と改めて感じました。長期旅行はもちろん魅力的ですが、短時間で行ける非日常体験は、普段の生活リズムを乱さず、無理なくリフレッシュできる点が大きな魅力です。日光はその役割を完璧に果たしてくれる場所でした。

おわりに

最後に、今回の新宿発・日光日帰り旅を終えて思うのは、「日帰りでコンパクトに日光を楽しみたいなら、まずは一度行ってみるべき」ということです。アクセスの良さ、観光スポットの豊富さ、自然と歴史のバランスなど、日帰りでも満足度の高い旅になることを体感しました。

もちろん、季節や混雑状況によっては調整が必要な部分もあります。しかし、それを含めても「行ってよかった」と言える旅先です。特に週末のリフレッシュや、気軽に自然に触れたい人、歴史散策をしたい人にはぴったりの場所だと思います。

日光は四季によって見える景色が変わるので、他の時期にも訪れてみたいと感じました。違う季節に行けば、きっとまた新しい魅力に出会えるはずです。

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