東京都の松本湯に興味がある人「東京の中野にある松本湯に興味がある。。実際に訪れた人の体験談や混雑状況などを知りたい。。」
本記事の内容
-
松本湯とは
基本情報
松本湯で楽しめるお風呂の種類
松本湯ならではの特徴とコラボ実績 -
実際に金曜の夜に行ってみた
混雑情報
実際に温泉に入ってみた感想 -
注意点
サウナ待ち時間に関する注意点
コインロッカーの利用に関する注意点
ドライヤーの利用に関する注意点
飲み物に関する注意点 -
まとめ
①松本湯とは
基本情報
まずは松本湯の概要からご紹介します。
松本湯は東京都中野区にある人気の銭湯で、クラウドファンディングで得た資金を利用した近年のリニューアルを経て清潔感のあるモダンな雰囲気へと生まれ変わりました。サウナの聖地としても知られており、SNSやメディアで取り上げられる機会が多い施設です。
手ぶらで訪れても困ることはなく、観光客や出張者でも利用しやすい環境が整っています。
■松本湯の基本情報まとめ
-
名称:松本湯
-
住所:東京都中野区東中野5丁目29−12
-
アクセス:
・JR中央・総武線「東中野駅」東口左側階段から徒歩約8分
・東京メトロ東西線「落合駅」小滝橋方面3番出口より徒歩約3分 -
営業時間:
・平日、土曜 14:00〜24:00
・日曜 8:00〜12:00、15:00〜24:00 -
定休日:木曜日(祝日の場合は翌日休業)
-
料金(2025年8月時点・東京都銭湯料金):
大人(12歳以上):550円
中学生:300円
中人(6~11歳):200円
小人(6歳未満):100円
サウナ利用:+500円
※キャッシュレス決済可(ただし、自分が訪れた際は発券機では不可のため受付での決済でした) -
貸しタオル・アメニティ:
貸しタオル 50円
貸しバスタオル 100円
シャンプー・ボディソープ:備え付けあり
ドライヤー:3分20円(コイン式) -
施設内設備:
浴室:炭酸泉、電気風呂、座風呂、寝風呂、水風呂
サウナ(男性・女性ともにあり)
ロビー:休憩用ソファ・自販機あり -
その他特徴:
化粧品メーカーや飲料メーカーとのコラボイベント実績あり
公式X(旧Twitter)でサウナ待ち時間を発信 - 公式HP:松本湯
- 公式SNS情報:
・X(公式アカウント):@matsumoto_1010
・X(サウナの待ち時間アカウント):@matsu_konzatu
・Instagram:@matsumotoyu1010
・Facebook:@matsumoto1010
松本湯で楽しめるお風呂の種類
松本湯の銭湯エリアは、広くはないものの、いくつかのお風呂を楽しめます。主なお湯の種類は以下のとおりです。
-
泡風呂:血行促進効果が期待できる人気のお湯。ぬるめの温度で長湯に適しています。
-
電気風呂:心地よい刺激を体感できるお風呂。肩や腰の疲れをほぐしたい人に人気です。
-
水風呂:「冷ため(15-17度)」と「ぬるめ(25-30度)」があり。サウナ利用者のクールダウンに必須ですが、銭湯利用だけでもしっかりと楽しめます。水風呂の水深は、男湯150cm、女湯135cmと圧巻の深さです。
サウナが注目されがちですが、銭湯部分だけでも十分に満足できる構成になっているのが特徴です。
松本湯ならではの特徴とコラボ実績
松本湯のユニークな点は、大手化粧品メーカー(メラノCCや韓国スキンケアブランドのTorriden:トリデン)や飲料メーカーなどとコラボレーションを行ってきた実績があることです。たとえば特定の入浴剤やスキンケア製品を試せるイベント、アーティストとのコラボキャンペーンなども過去に開催されています。銭湯を単なる入浴施設ではなく「体験型の場」として進化させている点が、多くのファンを惹きつける理由のひとつです。
自分が訪れた時はTorriden(トリデン)とコラボしており、男湯の中にTorridenの洗顔やクレンジング、脱衣所に化粧水や保湿クリーム、美容液が用意されており、受付付近の売店では実際の化粧品も購入することができました。
また、最近ではサウナに特化したイベントとして、銭湯の屋上で新宿の夜景を見ながら楽しめるサウナ(銭湯de店とサウナ)を不定期で開催していたりと他の銭湯に比べてかなりイベントが充実しており、松本湯が人気な理由も伺えます。
②実際に金曜の夜に行ってみた
混雑情報
自分が松本湯を訪れたのは金曜日の夜21時頃でした。仕事終わりの人や地元の常連客、さらに韓国の人気コスメブランドのTorriden(トリデン)とのコラボ期間ということもあり、若い世代が集中する時間帯だったようで、施設の前には40~50人ほどの行列ができていました。入場するまでにかかった時間は約40分。銭湯目的で訪れた私にとっても、並ぶのは予想以上に長かった印象です。
行列は靴箱の数に制限があるため、どちらかというとその待ち時間でした。X(旧Twitter)では松本湯の公式アカウントが「サウナの待ち時間」を随時発信しており、待ち時間ゼロと表示されていても、靴箱が空かなければ入館できないことを体験して実感(基本的に靴箱の利用は必須)しました。
並んでいる人は男女半々くらいで、サウナ目的の男性もいれば、化粧品メーカーとのコラボを目的に来ている若い女性も多かったです。入浴後の23時前でも20人ほどが並んでいるようでした。また、休憩スペースもそこまで広くないので全て埋まっており、受付付近の椅子も常に誰かが座っている状態でした。
混雑を避けたいなら、平日の昼間や土日の朝などを狙うのがよさそうです。
実際に温泉に入ってみた感想
館内に入ると、リニューアルされた清潔感のある空間が広がっていました。照明は落ち着いたトーンで、浴場全体は決して広くはないものの、きちんと整理されていて居心地がよかったです。
私はサウナには入らず、銭湯のお湯だけを楽しみました。個人的にはぬるめの水風呂が心地よく、長時間浸かっていました。夏の暑さや日中の疲れを癒すのにぴったりでした。さらに電気風呂では適度な刺激で肩のこりがほぐれ、心地よいリフレッシュ感を得られました。
ただし、混雑時間帯ということもあり、お湯を独り占めするような余裕はありません。浴槽ごとに数人が常に利用していて、ゆったり静かに過ごすというよりは「都会の人気銭湯を体感する」という雰囲気です。あと、これは前回訪れた時も感じたことですが各風呂椅子ごとにシャンプーやボディソープが備え付けられていない(2~3席に1つしかない)のが、個人的には残念だと感じました。
③注意点
サウナ待ち時間に関する注意点
まず最初の注意点は、サウナ利用に関する待ち時間です。松本湯は「サウナの聖地」と呼ばれるほど人気が高く、公式X(旧Twitter)ではリアルタイムで待ち時間情報を公開しています。表示が「待ち時間なし」になっている場合でも、必ずすぐに入れるとは限りません。
理由は靴箱の数に制限があるためです。靴箱が埋まってしまうと、サウナ目的の人も銭湯目的の人も、どちらにしても行列に並ぶ必要があります。実際に私が訪れた金曜の夜も、公式では「待ち時間なし」と表示されていたのに、館外には40人ほどが列を作っていました。サウナを利用する人はもちろん、銭湯だけの利用でも待つ可能性がある点は知っておいた方が安心です。
結論として、サウナ待ち時間の情報は参考になりますが、「靴箱の空き状況」こそが入館のボトルネックになる という点を理解して訪問する必要があります。
コインロッカーの利用に関する注意点
次に、コインロッカーの仕様について触れておきます。松本湯の浴室内にあるロッカーは100円硬貨が必要です。使用後に返却されるリターン式ではありますが、両替機が混雑している場合もあるので、あらかじめ100円玉を用意しておくのがおすすめです。特に初めて訪れる方は、財布の中に小銭がないと少し慌ててしまうかもしれません。
この点は些細なことに思えますが、入浴前後のスムーズさに直結する部分です。事前に知っていれば焦らずに行動できるため、快適さを保つためには大切な注意点だと感じました。
ドライヤーの利用に関する注意点
さらにもうひとつ、見落としがちな注意点として「ドライヤーの利用」があります。松本湯にはドライヤーが設置されていますが、無料ではなく3分20円といったコイン式です。長く髪を乾かす必要がある方は、小銭を複数枚用意するか、持参することを検討した方がいいでしょう。
また、利用者が多い時間帯にはドライヤー前で待つ人も出るため、スムーズに利用したい方は混雑を避けた時間帯に訪れるのがおすすめです。
飲み物に関する注意点
館内には自販機がありますが、少しだけ値段が高く、売り切れている商品もありました。建物の近くに自販機があったり、コンビニもあったりするので、そこで買っていくのもありかと思います。
④おわりに
今回、私は中野の松本湯を金曜夜に訪れ、サウナには入らず銭湯のみを体験しました。結論として、銭湯自体はそこまで広くはなく、常に人がいる状態でした。ただし、靴箱の数に限りがあることもあり、浴槽内が人で溢れかえるようなこともありません。温泉の種類もそこまで広くない割に複数の種類を楽しめたり、化粧品メーカーとのコラボやイベントに応じたお風呂を堪能できるのもポイントです。
注意点としては以下。
・メーカーとのコラボ期間は混み合う
・金曜の夜は30分以上行列に並ぶ必要がある
・サウナの待ち時間がなしになっていても入り口の靴箱が空くまでは行列で待つ必要あり
・脱衣室のコインロッカーは100円硬貨があると安心
・脱衣室のドライヤー利用には10円硬貨があると安心
一方で、行列の待ち時間や靴箱・ロッカー・ドライヤーなどの利用に関する細かな制限があるため、訪問前に注意点を理解しておくことが重要です。特に金曜夜や土日のようなピークタイム、コラボイベント時は、30分以上の待ち時間が発生する可能性もあります。
都会の喧騒から少し離れた中野で、昔ながらの銭湯文化と現代的な快適さを兼ね備えた空間を味わえるのは、他にはない魅力です。