したまちミュージアムに興味がある人「したまちミュージアムってどんな感じなんだろう。。実際に訪れた人の感想や体験を聞いてみたい。。」
本記事の内容
- したまちミュージアムとは
- 実際に行ってみた感想|子どもから大人まで楽しめる
- 見どころベスト3|特に印象に残った展示
- アクセス・料金・所要時間などの基本情報
- 周辺のおすすめ観光スポット
- まとめ|したまちミュージアムは昭和レトロの宝箱だった
はじめに
東京・上野のほど近くにある「したまちミュージアム」は、
知名度こそ高くないものの、昭和の下町文化や暮らしを
体感できるユニークな博物館です。
「地味そう」「子ども向け?」といったイメージを持たれがちですが、
実際に足を運んでみると、予想外の楽しさと学びがありました。
この記事では、私が訪問した際のリアルな体験を通じて、
したまちミュージアムの魅力や見どころをたっぷりご紹介します。
※館内での写真は個人利用に限り写真撮影が可能なため、
以下では写真を載せずにその魅力を紹介します。
したまちミュージアムとは?
まずは、したまちミュージアムの基本情報から押さえておきましょう。
したまちミュージアムは、台東区が運営する下町文化を伝える体験型博物館です。
建物自体は3階建て(1~3階までが展示)でそこまで大きくないですが、中に入ってみると
江戸〜昭和初期の庶民の暮らしや風俗を、実物大の再現展示でリアルに学ぶことができます。
たとえば、昭和初期のちゃぶ台や黒電話、昔ながらの銭湯の入り口、
商店街の店先などがリアルに再現されています。
単なる展示ではなく、その場に立つと当時の生活に
タイムスリップしたかのような臨場感が味わえるのです。
したまちミュージアムは、単なる博物館ではなく、過去の暮らしに没入できる貴重なスポットです。
ちなみに建物の脇にはかつての水路の遺跡があります。
実際に行ってみた感想|子どもから大人まで楽しめる
訪問前は「正直、地味そう」と思っていた私。
しかし実際に足を踏み入れると、その印象は一変しました。
想像以上に没入感があり、大人でもワクワクできる展示が満載でした。
単なる“見るだけ”の展示ではなく、“触れて・感じて・思い出す”体験が
豊富に用意されているからです。
昔の駄菓子屋を再現したスペースでは、実際に店番体験ができたり、
昔遊びコーナーではけん玉やお手玉などが自由に体験可能。
また、夏休みの自由研究にもピッタリなワークショップも随時開催されています。
子ども連れの家族はもちろん、昭和レトロに惹かれる大人にも刺さる展示内容でした。
見どころベスト3|特に印象に残った展示
すべての展示が魅力的でしたが、特に印象に残ったものをランキング形式で紹介します。
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昭和の家の再現空間
炊飯器やテレビ、箪笥など、どれも懐かしく細部まで作り込まれています。
入館してすぐに昭和の実物大の街並みが展示(実際に家の中にも入れる)が
あってとても楽しいです。 -
昔の上野周辺の絵や写真
過去の上野周辺の様子が知れてとても興味深かったです。
自分は特に昔の写真や当時の地図、俯瞰図を見るのが好きなので、
このあたりに興味がある方は楽しめる展示もあるかと思います。
かつて不忍池にケーブルカーが通っていたのは意外でした。 - 昔の遊び体験コーナー
けん玉やベーゴマに挑戦できるのは大人でも楽しい。
色々な遊び道具がありますが、久方ぶりにけん玉をして楽しかったです。
■その他、興味深かった、勉強になったこと
・江戸では大火が100回余りあり、2~3年に一度は大火に見舞われた。
・不忍池では昭和50年代まで子供が乗っても割れないくらいの氷が張っていた。
・不忍池では大正時代にケーブルカーが通っていた。
・東京の東側の低地に位置するため「下町」と言うそう。
・下町っ子の気質
火事と喧嘩は江戸の華、宵越しの金はもたない
→火事の多い江戸はむしろそれが威勢のいいこととして誇ったり、
火事が多く財産をなくすことが多いので所持金をその日のうちに使ってしまう気質など
アクセス・料金・所要時間などの基本情報(2025年最新版)
事前に知っておくと便利な情報をまとめておきます。
アクセスが良く、料金もリーズナブル。所要時間は約1〜1.5時間が目安です。
上野駅や浅草駅から徒歩圏内にあり、気軽に立ち寄れる立地にあるため。
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開館時間:9:00〜16:30(最終入館16:00)
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休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
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入館料:大人300円、小中学生100円、未就学児無料
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所要時間:1時間〜1時間半程度でゆっくり見て回れる
不忍池のすぐ横にあり、東京観光の合間に気軽に立ち寄れるスポットとしておすすめです。
周辺のおすすめ観光スポット
したまちミュージアムを訪れたなら、周辺の魅力的なスポットもぜひ立ち寄ってみてください。
ミュージアムの周辺には、歴史・文化・グルメを楽しめる観光スポットが充実しています。
上野・浅草エリアは徒歩圏内に名所が多く、1日でさまざまな体験ができるためです。
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上野恩賜公園:自然豊かな広場と文化施設が集まる都会のオアシス。春には桜が美しく、秋には紅葉が楽しめます。
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アメ横商店街:活気あふれる商店街で、食べ歩きや買い物を楽しめます。海鮮やスイーツ、アジア系食材も豊富です。
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浅草寺・雷門:歴史ある浅草寺とその門前町は、和の風情を感じられる定番観光地。和雑貨や人力車体験も楽しめます。
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国立西洋美術館・東京国立博物館:芸術や歴史に興味がある方にはぴったり。上野公園内に点在しており、1スポットずつ巡るのもおすすめです。
したまちミュージアムを起点に、周辺エリアの観光も組み合わせれば、東京観光の充実度がぐっと高まります。
まとめ|したまちミュージアムは昭和レトロの宝箱だった
「地味そう」と思っていた自分を反省したくなるほど、充実した体験ができました。
したまちミュージアムは、知る人ぞ知る“レトロの宝箱”です。
昔懐かしい暮らしや文化に触れることで、世代を超えて共感や発見が生まれます。
親世代が子どもに昔の話をしながら展示を見る様子や、
若者が写真を撮ってSNSに投稿する姿など、幅広い層に楽しんでもらえる場所でした。
観光やお出かけの候補として、ぜひ一度足を運んでみてください。
想像以上に心に残る体験になるはずです。