渋谷にある森の図書室に興味がある人「森の図書室の雰囲気や混雑状況を知りたい。。実際に訪れた人の体験談にも興味がある。。」
本記事の内容
- 森の図書室とは?基本情報とアクセス
森の図書室の住所・営業時間・料金
アクセス方法と周辺の雰囲気 - 森の図書室の魅力と特徴
Wi-Fiやコンセントが完備された快適空間
本を読みながら飲食できるメニュー
会話OK&洋楽が流れるカジュアルな雰囲気
滞在時間によって変わる料金システム - 森の図書室の混雑状況をチェック
平日と休日の混雑の違い
混雑を避けるおすすめの時間帯 - 実際に訪れて感じた感想レビュー
店内の雰囲気と過ごし方
読書以外に楽しめたポイント - 森の図書室を利用する際の注意点
入場方法の流れと注意点
店内はそこまで広いわけではない
コンセントがない席について
自己啓発本は少なく小説が中心
新品ではなく古本が多い印象
店内は会話OKのため静かな空間とは限らない - 個人的に改善してほしいポイント
硬めの椅子で長時間は不向き
本がジャンルごとにまとまっていない
本棚前の席利用で本を取りにくい問題 - おわりに:森の図書室は本好きにおすすめできる?
本好きに向いているポイント
気になる点を踏まえた利用のコツ
森の図書室とは?基本情報とアクセス
渋谷で静かに本を楽しめるスポットを探しているなら、「森の図書室」は外せません。都会の喧騒から少し離れた落ち着いた空間で、本とコーヒーをゆったり味わえる場所です。初めて訪れる人のために、まずは基本情報を整理します。
森の図書室とありますが、実際は図書館ではなく、本が読めるカフェのようなイメージとなります。
森の図書室の住所・営業時間・料金
森の図書室は、渋谷のスクランブル交差点のすぐ側にあります。最寄駅は「渋谷駅」から徒歩数分でで到着できます。
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住所:東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル8F
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営業時間:09:00~22:45
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定休日:不定休(公式サイトやSNSで要確認)
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料金:1時間 1,100円〜(延長ごとに追加料金あり)、
- 公式HP:森の図書室
- 公式SNS情報:
・X(公式アカウント)
・Instagram
・Facebook - 無料サービス:
・無料Wi-Fi
・スマホの高速充電サービス
・ブランケットの貸し出し
・本の貸し出し(1か月間)
料金は滞在時間によって変動するため、カフェとして1時間だけ使う人もいれば、休日に1日まるごと本に浸る人もいます。
アクセス方法と周辺の雰囲気
・地下からのアクセス
地下鉄渋谷駅A3出口直結で、地下からエレベーターで8Fへ
・地上からのアクセス
JR渋谷駅から歩く場合は、スクランブル交差点を渡ってマツモトキヨシ隣、1Fがみずほ銀行のビル8Fです。
森の図書室の魅力と特徴
森の図書室は、単なるブックカフェとは違い、「図書室」としての要素と「カフェ」としての要素を絶妙に掛け合わせています。
Wi-Fiやコンセントが完備された快適空間
まず便利だと感じたのは、全席ではありませんが、Wi-Fiとコンセントが使える点です。また、Wi-Fiも完備されています。「本を読むだけでなく、ちょっとした仕事や勉強もできる」という点は、他のカフェにはない強みです。
本を読みながら飲食できるメニュー
店内にはドリンクや軽食のメニューがあり、コーヒーを飲みながら本を読むことができます。「図書館」だと飲食NGですが、ここではお気に入りの本を片手にカフェ気分を味わえます。スイーツやお酒もあり、夜に利用する人のもおすすめです。また、メニューも実際の本に出てくるメニューがあるので楽しめます。
会話OK&洋楽が流れるカジュアルな雰囲気
森の図書室は「静寂の図書館」とは異なり、会話もOK。店内では洋楽が流れ、カフェらしいリラックスした空気があります。本をきっかけに自然と会話が広がるのも魅力だと感じました。個人的には多少音がある方が、完全に無音よりも作業や読書に集中できます。
滞在時間によって変わる料金システム
料金は「時間制」。私の場合は1時間ほどの利用でしたが1,000円程度でした。一般的なカフェだと長居しづらいですが、ここでは時間に応じて料金が設定されているので、むしろ「長居して本をじっくり楽しむ」ことができます。1日のんびりしたい読書好きにとっては、コスパのよい空間です。
森の図書室の混雑状況をチェック
次に気になるのは混雑具合です。渋谷という立地上、週末は人が多いのでは?と思って訪れましたが、実際の状況はこうでした。
休日の混雑状況
私が行ったのは土曜の17時頃でしたが、席の埋まり具合は5割程度で並ばずに入ることができました。渋谷のカフェの割には穴場だと感じています。店員さんに確認したところ、一番混む時間帯は土日祝日の午後~夕方頃までで、長くて待ち時間は30分ほどとのこと。18時以降だと比較的席を案内しやすいとのことでした。
また、電話で予約は可能ですが、自分は土曜日の午後に電話したこともあり、全て予約枠は埋まっていました。事前に予定が決まっており、予約する場合は少なくとも1週間前には予約した方がよいです。
また、天候によって混雑具合も変わりますが、予約なしの場合、夜の時間帯は比較的空いているとのことです。
実際に訪れて感じた感想レビュー
実際に訪れてみると、SNSや口コミで見る以上に「カフェと図書室の中間の空間」という表現がしっくりきました。
店内の雰囲気と過ごし方
木の本棚に囲まれた空間は温かみがあり、渋谷の雑踏を忘れさせてくれます。私は最初に興味のある本をいくつか手に取り、ドリンクを注文して1時間ほど読書に没頭しました。周囲には同じように静かに読書をする人、会話を楽しむ人が混在しており、「図書館」よりも自由度が高いのが特徴的でした。
森の図書室を利用する際の注意点
森の図書室は居心地の良い空間ですが、実際に利用してみると注意しておきたい点もありました。事前に知っておけば、より快適に過ごせます。
入場方法の流れと注意点
入店時はまずインターホンを押して入場します。受付で料金システムの説明を受け、退店時に料金を支払う形です。会員登録などは不要ですが、利用時間によって料金が変動するため、「どのくらい滞在するか」をある程度イメージしてから入ると安心です。また、混雑時には待ち時間が発生することもあります。
店内はそこまで広いわけではない
森の図書室は渋谷のビルの一角で座席数も約60席ほどのため、広大なスペースではありません。本棚に囲まれた温かい雰囲気は魅力ですが、休日などはすぐに席が埋まってしまうようです。「ゆったり過ごしたい」場合は、朝早めの時間帯や夕方以降の時間帯を狙うと安心です。
コンセントがない席について
全ての席にコンセントがあるわけではありません。作業を目的に訪れる人は、コンセント付きの席が空いているか確認してから座ると安心です。どちらかというと中央のテーブル席にはコンセントがなく、外側の本棚沿いの席にはコンセントがあったように思います。また、混雑状況によっては席を選べない可能性もあるので注意が必要です。
自己啓発本は少なく小説が中心
本のジャンルは圧倒的に小説が多めです。自己啓発書やビジネス書は少なく、学習や実用的な読書を期待して行くと物足りなさを感じるかもしれません。また、漫画や洋書も数としては多くはないですが用意されています。
新品ではなく古本が多い印象
本は新品よりも古本が中心で、本の中には線が引いてあったり、コメントが書かれていたりと多少の使用感があります。その分ラインナップに味わいがあり、古本屋を探検しているような感覚も楽しめました。ただ、ピカピカの新刊を求めている人にはやや期待と違うかもしれません。
店内では会話OKのため、静かな空間とは限らない
店内では基本的に会話もOKで、洋楽などのBGMも流れているため、それも踏まえた上での来店をお勧めします。そのため、静かな空間で読書したい人には不向きな可能性もあります。実際、自分の隣の席の人の会話が耳に入ってきて、読書が集中できないということもありました。
個人的に改善してほしいポイント
森の図書室はとても魅力的な空間ですが、実際に利用してみると「ここは改善してほしい」と思う点もありました。
硬めの椅子で長時間は不向き
座席の一部はカフェ風の木の椅子で、長時間の滞在には少し疲れやすい印象でした。「数時間読書に没頭したい」「できるだけ長く滞在したい」という場合は、追加料金(+550円ほど)が必要ですがソファ席がおすすめです。
本がジャンルごとにまとまっていない
蔵書は多いのですが、ジャンルが明確に整理されていない印象を受けました。読みたいテーマが決まっているときは、
探すのに少し苦労します。例えば「ミステリー」「恋愛」「エッセイ」など、棚ごとにジャンルを区切って並べてもらえるともっと利用しやすくなると感じました。
本棚前の席利用で本を取りにくい問題
座席の一部が本棚の目の前に配置されており、そこに人が座っていると本が取りにくい場面がありました。私も実際に「この本を読みたい」と思ったときに声をかけにくく、別の棚の本を手に取った経験があります。座席配置を工夫するだけで、もっと利用者が快適になるのではないかと思いました。
おわりに:森の図書室は本好きにおすすめできる?
実際に訪れてみて、森の図書室は「渋谷の隠れ家的な本カフェ」として非常にユニークな魅力を持つ場所だと感じました。
本好きに向いているポイント
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小説中心のラインナップが豊富
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飲食しながら読書できる自由度
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会話OKでフレンドリーな雰囲気
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時間制料金で長居もしやすい
- コンセントとWi-Fi完備の空間で作業をしたい
これらは本を心から楽しみたい人にとって、大きなメリットになるでしょう。
まとめ
森の図書室は、渋谷という大都会の中で落ち着いて本と向き合える貴重な場所です。「図書館の静けさ」と「カフェの居心地」をほどよく融合させた空間で、休日や仕事終わりに訪れると心をリセットできるはずです。
体験して感じたメリットと注意点をあらかじめ知っておけば、さらに充実した時間を過ごせます。渋谷で「本と過ごす特別なひととき」を求めている方に、森の図書室は一度は足を運ぶ価値のある場所だと思います。
個人的にはリピートしたい空間で、次回は、鬼滅の刃などの漫画も読んでみたいのと夜の時間にお酒を飲みながらまったりと読書を楽しんでみたいとです。何度もリピートするなら会員になってみるのもありですね。