【静かに楽しめる港の魅力】船がいない東京国際クルーズターミナルに行ってみた！

東京国際クルーズターミナルに興味がある人「船がいない人東京国際クルーズ船ターミナルってどんな感じなんだろう。。実際に訪れた人の感想や体験を聞いてみたい。。」

なぜ「船がいない東京国際クルーズターミナル」へ行ったのか？

静けさを求めて：賑わいよりも“港の余白”を楽しみたかった

東京湾の臨海副都心に位置する「東京国際クルーズターミナル」
（東京湾客船ターミナル）は、豪華客船が発着する拠点として知られています。
通常は大型クルーズ船の出入りがある日がにぎわいますが、
私があえて選んだのは「船がいない静かな日」。
その理由は、私自身が海や景色が好きなことと
喧騒を避けて“港そのものの魅力”をじっくり味わいたかったからです。

普段から混雑を避けたいタイプの私は、海沿いの開放的な空間で人混みを気にせず、
のんびり散歩や景色を楽しめる場所を探していました。
「船がない時期の東京国際クルーズターミナル」は以前から気になっていたこともあり、
静かな港での時間に惹かれ、実際に足を運ぶことにしてみました。

人が少ない時間帯をGoogleでリサーチ！実際に当てはまったのか？

事前にGoogleで検索したところ、「東京国際クルーズターミナル 船がいない日」や
「クルーズスケジュール」というキーワードで情報が出てきました。
東京都港湾局の公式サイトでは、クルーズ船の入出港予定がカレンダー形式で掲載されており、
それを参考に“船がまったく来ない日”を狙うことができます。

現地には数人が散歩しているだけで、観光客はほとんど見かけませんでした。
とにかく静かで、海風と波の音だけが心地よく響く時間を過ごすことができました。

アクセスと周辺環境はどうだった？

ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」からの徒歩ルート

東京国際クルーズターミナルは、ゆりかもめの「東京国際クルーズターミナル駅」から
徒歩8分の立地にあります。
駅名がそのまま施設名なので迷う心配もなく、案内板もしっかり整備されていました。

そもそも駅から東京国際クルーズ船ターミナルが見えるので
それを目印に向かえば地図がなくてもたどり着けました。
お台場方面や豊洲方面からも乗り換えなしでアクセスできるため、
観光コースに組み込みやすいのもメリットです。

ゆりかもめの先頭車両はやや混みますが景色が見えて楽しい

駅から既に東京国際クルーズターミナルが見えます。手前は船の科学館の解体工事をしている模様。

周辺には何がある？パレットタウン跡地や青海周辺の最新情報

ターミナル周辺は再開発が進んでおり、以前の「パレットタウン」跡地では
新しい施設が計画中です。
2025年時点では、商業施設などの整備は一部未完了でしたが、
青海エリア自体が広く整備されていて、歩くだけでも開放感があります。

特に港沿いのプロムナードは静かで、散歩やジョギングに最適。
周辺に飲食店は少ないので、軽食は事前に調達して近くにある潮風公園の
ベンチで食べるといった楽しみ方もできます。

第一印象と施設の雰囲気をレポート

クルーズ船がない分、風景に集中できる“港の美”

建物の前に立った瞬間に感じたのは、“海がすぐそこにある”という贅沢なロケーション。
クルーズ船が停泊していないことで、視界を遮るものがなく、
東京湾の水平線や遠くのコンテナ船、空の広がりを楽しめました。

通常は船の存在感に圧倒されてしまうかもしれませんが、
船がいないことで、風景そのものを楽しめます。

フォトスポットとしても穴場！人気が出る前に訪れたい理由

このターミナル周辺には、広々としたデッキやモダンな建築デザインがあり、
実は“写真映え”するスポットがたくさんあります。
まず、建物がかっこいい！！
人がいない日なら、誰にも気を遣わずに自撮りや風景写真を撮ることが可能です。

実際に歩いて見つけた！港周辺の見どころ

屋上展望デッキの開放感と無料で楽しめる！東京湾の景色

ターミナルの各階には展望デッキが設置されており、誰でも無料で利用可能です。
階段またはエレベーターでアクセスできます。

展望デッキは海側に向かって270度設置されていますが、
頑張れば360度の景色を見ることができます。

波の音と潮風、そして時おり通り過ぎる船の遠いエンジン音が心地よく響き、
まるで都会の喧騒から離れた小さな港町に来たような気分になります。

しかも、私が訪れた日はほぼ誰もいない時間が長く、
完全に一人でこの景色を独占できました。
観光地で“静かな絶景”を体験できる場所は本当に貴重です。

レインボーブリッジやフジテレビ、東京タワーも小さく見れるます

建物内部の展示は？施設の開館状況と現在の展示内容

東京国際クルーズターミナルの建物内部には、クルーズや港に関する展示スペースがありますが
スペース的にはかなり小さいです。

ガラス張りのロビー空間や吹き抜けの構造を眺めるだけでも一見の価値があります。
建築に興味がある方にもおすすめです。

過去の寄港船の写真が飾られている展示エリア
館内には富嶽三十六景が飾られている

クルーズ船がいないからこそできる“静かな港の楽しみ方”

館内にはいくつかのベンチあり

自分が訪れた際は、船も寄港していない静かな土日ですが
館内には10人ほどしかいなかったです。

館内マップ
海外の観光客向けにSIMカードの自販機来館記念スタンプ海外の観光客向けにゆりかもめの1日パスを自販で販売

軽食を持参して近くの公園でピクニックも◎

ターミナル直結の飲食店は現在営業していませんが、徒歩圏内にコンビニがあります。
ただし、駅からやや歩くので軽食は事前調達するのがおすすめ。

晴れた日なら近くの潮風公園で簡易ピクニック気分で楽しめますし、
周囲に騒がしい観光客がいない分、気を使わずリラックスできます。

その他個人の感想まとめ

・無料で楽しめるのが快適だが、船が寄港していないときは本当に何もない（景色のみ）
・船の科学館が閉館工事をしていることもあって本当に静か
・土曜日の午後に訪れたが、来館者は10人くらいだったと思う
・個人的に海の景色は好きだが、湾岸エリア（レインボーブリッジや高層ビル群）と
海を一緒に見るのが好きなので景色的にはやや物足りなかった
・近くにコンビニや飲食店がほぼない
・軽食は事前持参で隣の潮風公園やお台場の海沿いでピクニックは◎
・室内にベンチはあるが展望デッキにベンチがないのが残念
・開館時間が17時までで夜景が見れないのが残念
・もっとやり方によっては観光名所として人を呼べそう

東京国際クルーズターミナル周辺のおすすめスポット

日本科学未来館で最先端技術を体験（徒歩10分）

せっかく青海エリアに来たなら、「日本科学未来館」もおすすめ。
東京国際クルーズターミナルから徒歩10分ほどで到着します。

人工知能、宇宙、医療など最先端技術をわかりやすく紹介する常設展示が充実しており、
ファミリーはもちろん、大人でも十分に楽しめます。
空いている日を選べば、こちらもゆったり見学可能です。

南極観測船「宗谷」を見学する

国際クルーズ船ターミナルの近くで南極船「宗谷」を無料見学することができました。
個人的にはとても興味深く楽しい見学をすることができました。

海上公園「潮風公園」でのんびり過ごす

帰り道には、レインボーブリッジの敷地の隣にある「潮風公園」を散策しました。
整備された歩道と芝生エリア、点在するベンチなど、
都市と自然が融合した癒しスポットです。

潮風に吹かれながらのんびり歩いていると、1日の疲れも吹き飛びます。
クルーズターミナルと合わせて訪れると、1日がちょうどよく埋まるプランになります。

まとめ｜静かな港で心を整える。船がいない日に味わう静けさ

東京国際クルーズターミナルと聞くと、「船が来ているときにだけ行く場所」
というイメージがあるかもしれません。
でも、実際には船がいないからこそ味わえる静けさや開放感があります。

今回は土曜日の午後に訪れましたが、観光客はほとんどおらず、
まさに“穴場の港時間”を堪能できました。

ただし、お店もないし、船の科学館も閉館工事中だったので
本当に何もない場所でした。

賑やかな観光地に疲れた人、ひとり時間を大切にしたい人には特におすすめです。